クレジットカードで効率よくポイントを貯める方法として、1番有効なのが『公共料金の支払い』です。
毎月必ず発生する固定費として、公共料金の支払いをクレカ登録すれば自動でポイントが貯まって行きます。
今回はそんな公共料金をファミマTカード(クレジットカード)で支払うとお得になるのか?について調べてまもめてみたいと思います。
ファミマTカード(クレジットカード)で公共料金の支払いはお得になるのか?
ファミマTカードの知っておきたいポイント【基礎知識】
・入会金、年会費は無料。
・貯まり方は200円につき1ポイント 還元率は0.5%。
・還元で貯まるポイントはTポイントになります。
・TSUTAYAやENEOS等ほかのTポイントの加盟店での利用にも便利。(TSUTAYAの会員証として使うこともできます)
主にコンビニのファミリーマートをよく利用するユーザーをターゲットにしたクレジットカードです。
で、結論から先に申しますと公共料金の支払いに限って言えば、ファミマTカードでの支払いはあまりおすすめできません
なぜなら
ファミマTカードで公共料金を支払っても、貯まるポイントは200円につき1ポイント。
つまり還元率に換算するとたったの0.5%です。
新サービス『ファミランク』と公共料金の支払いについて
追記:2015年12月
ファミマTカードの『新特典』として、2015年にファミリーマートでの1ヶ月間のお買い物金額に応じて、翌月のショッピングポイントがさらにお得に貯まるサービスが開始されました。
ファミリーマートでは1ヶ月間のお買い物金額が5,000円以上なら還元率が1%に、15,000円以上なら還元率が最高で1.5%にまで還元されるポイント(ショッピングポイントが加算)が増えるようになりました。
しかし公共料金の支払いに関しては、どうやらショッピングポイントの適用外なので、ファミマTカードで公共料金を支払っても還元率は0.5%のままとなります。
公共料金の支払いをするなら他にもっと還元率(1%以上)の高いカードがあるので、わざわざファミマTカードにする必要はありません。
ファミマTカード(クレジットカード)のメリットを考える
ファミマTカードにはメリットがあるのか?ちょっと考えてみたいと思います。
■公共料金の支払いを振り込み用紙を利用して支払っている場合にお得かも
基本的に他社のコンビニでの振り込み用紙を利用した支払いの受け付けは現金のみなのですが・・・。
(※コンビニでは通常、2重払い防止のため振り込み用紙を利用した公共料金の支払いは、クレカで出来ないようになっています。)
しかしファミリーマートだけはファミマTカード限定ですが、クレジットカードでの支払いに対応しているみたいです
※他社のクレジットカードでは公共料金の支払いはできません
※税金類の支払いもカード払いは不可です
・税金各種(自動車税、軽自動車税、固定資産税、住民税 など)
・国民健康保険料
・介護保険料
・国民年金保険料 など)
もし公共料金の支払い等を口座引き落としではなく、コンビニ用の振り込み用紙で支払っている人ならファミマTカードはお得になるかもしれません。
■ハガキや切手、金券などの購入でもTポイントが貯まる
ファミマTカード(クレジット)では、公共料金以外ににも切手、はがき、金券等の購入でファミマTカードを利用すればポイントが貯まります。(※2016年12月時点での情報)
→ファミリーマートでTポイントが貯まる商品・サービス一覧(早見表)
この早見表によると
・切手、はがき(お年玉付きはがき含む)、印紙
・金券、プリペイドカード(QUOカード、amazonショッピングカード等)類、商品券
・チケット類(イープラス、JTB、ワーナーマイカル映画券等)、航空券支払、各種乗車券等
・公共料金、保険取次ぎ、Famiポート収納票によるお支払い等
の支払いで、ファミマTカードを利用すれば200円につき1ポイント(還元率0.5%)が貯まります。
【注意!】ファミマTカード、リボ払いのデメリット
ここからはファミマTカードのデメリットについて紹介します。
かなり重要なことなので注意が必要です。
ファミマTカードはリボ払い専用のクレジットカードと呼ばれ、普通のクレジットカードと支払い方法が少し違います。
ファミマTカードは基本はリボ払い(リボルビング払い)で、一括支払いにする場合は後日カード会社に電話をして変更手続きが必要です。
■リボ払いについての詳しい説明はこちらの記事を参照
→実は危険なリボ払い。リボ払い利用の問題点は高い金利と長期化する返済期間
クレジットカード会社の金利手数料(リボ払い)は年15.00%前後とかなり高い金額になります。銀行に定期預金をしていても1%も金利がつかない昨今でこの水準は非常に高いです。
まず大前提としてクレジットカードの分割やリボ払いを利用するとかなり高い金利負担をしなければならないということを抑えておいてください。
ただ、問題はこれだけではありません。
リボ払いの危険性はそもそもクレジットの金利手数料が高いことに加え、「返済が長期化しやすい」「借金をしている意識が小さくなり、金銭感覚がおかしくなる」という二つの問題が組み合わさることで相乗的に負担が大きくなるのです。
引用元 URL http://money-lifehack.com/creditcard/75
【結論】まとめ
最近は銀行・消費者金融・クレジットカード会社などが利益を確保するため(日銀の低金利政策が影響している)、かなりグレーな方法で利用者からお金を撒きあげようとしています。
クレジットカードの契約に関しても、リボ払い関係のトラブルが年々増加しています。
ある程度、金融やクレジットカードに関する知識がある上級者なら『リボ払い』を上手く活用する方法を心得ているのですが、一般の人はリボ払いに関わらない方が無難です。
もしファミマTカードに申し込む際は、このリボ払いに注意してください。
公共料金の支払いでポイントを貯めるなら、同じTポイントが貯まる「Yahoo!JAPANカード」の方が一般の方にはお勧めです。
【関連記事】ファミマTカードに興味がある方におすすめの記事
→還元率3%以上!?楽天市場でのお買い物を簡単にお得にする方法!
→nanacoとクレジットカードを利用して税金を節約する方法
→Tポイントが貯まるショッピングサイト『LOHACO(ロハコ)』お得に利用する方法