アフィリエイトで得た収入の確定申告について、計算すべき経費の割合

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アフィリエイトと確定申告、節税のための経費と所得の関係

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2015年にアフィリエイトを開始してもうすぐ1年

徐々にアフィリエイト収入も増えてきて、そろそろ確定申告を考えないといけない時期です。普通に仕事やアルバイト、パートなどをしていて給与収入があるなら年間のアフィリエイトで得た所得が20万円を越えているなら確定申告が必要になります。

ややこしいのがアフィリエイトと違って、ポイントサイトやお小遣いサイトで稼いだお金の税金計算は複雑で税務署の職員によっても判断が分かれるそうで、いずれ調べてまとめてみようと思うのですが、今回の記事では普通のアフィリエイトの確定申告についてまとめてみます。

▶ポイントサイトやお小遣いサイトの確定申告についてはこちらのブログが参考になると思います。

→ポイントサイトの確定申告について、税務署に電話して聞いてみました。

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確定申告と所得税について

税金には所得税・消費税・固定資産税等さまざまな種類がありますが、私たちにはこれらを納付する義務があります。この中で、所得税の確定申告については毎年1月1日から12月31日までに得たすべての所得を計算し、申告・納税しなければなりません。この手続きのことを確定申告といいます。確定申告では1年間に得た所得を計算し、納税額を確定させますが、あらかじめ源泉徴収という形で税金を徴収されている場合や、予定納税という形で税金を前払いしている場合もあります。したがって、確定申告は税金を計算し払った税金との精算の手続きという意味合いもあります。

確定申告の期間は毎年2月16日~3月15日前後、納付の期限も同じ頃です。

▼ちなみに平成27年(2015年)の確定申告の期間(参考用)

平成26年分確定申告
申告期間: 平成27年2月16日(月)~ 3月16日(月)まで
納付期限: 平成27年3月16日(月)まで

税務署の確定申告の受付時間

税務署の開庁時間は、月曜日から金曜日までの8時30分〜17時
確定申告の時期に限り、一部の税務署で日曜日にも開庁して確定申告の相談、受付を行う所もあるそうです。

アフィリエイトにおける収入と所得の違い

アフィリエイトや他の副業でもそうなのですが年間のアフィリエイト(副業)収入が20万円以上だったとしても、かならず確定申告が必要になるわけでもありません。

■参考資料 A8.net

アフィリエイトで得た所得の確定申告について

キーワードは『収入』と『所得』の違い。

・収入とは・・・アフィリエイトや副業で稼いだ合計金額を指します

・所得とは・・・収入から必要経費を差し引いた後の金額を指します

例えばアフィリエイトの稼ぎ(収入)が年間で20万円以上あったとしても、そこから経費を引いた額(所得)が20万円未満なら確定申告の必要ありません。

アフィリエイトの経費になりそうな支出一覧

とりあえずアフィリエイトの経費になりそうな支出を個人的にまとめてみます。

・ブログやサイトで記事を書くために必要だった商品やサービスの購入代金

・アフィリエイト情報商材やネットビジネス関係の書籍の購入費用

・オークションや転売のための商品購入費用

・パソコン・ノートパソコン等アフィリエイト作業に必要な機器の購入費用

・レンタルサーバー代や独自ドメインの取得料金

・インターネット代

・仕事用の携帯電話料金(スマートフォン料金)

・年間の電気代

・家賃・借りている事務所の賃料

・住宅ローンの利息、火災・地震保険料など家賃の維持にかかる更新料

もちろんこれらの費用の全額が経費として認められるわけではなく、利用している割合によって按分する必要のあるものもあります。最終的に税務署の判断になるので年間の所得(年間の収入から経費を引いたもの)が20万円ぎりぎりになりそうな場合は、ちゃんと確定申告をして税務署に相談したほうが無難です。

確定申告に含める経費の按分率(割合)

いずれ必要になるであろう確定申告のために、個人的に掛かっているアフィリエイトの経費関連の割合をまとめて算出してみようと思います。

参考にしたのはこちらのブログです。よくまとまっていて分かりやすいです。

副業サラリーマンの確定申告!アフィリエイトの経費まとめ

1.レンタルサーバー代や独自ドメインの取得費用(100%)

WordPressなどで制作したサイトのレンタルサーバーや独自ドメインの取得費用は100%経費に計上。あと年間のドメインの更新料も経費に。

2.インターネット料金(70~80%)

割合はアフィリエイト作業時間で算出、1日10時間ネットを利用したとしてアフィリエイトの作業時間が8時間なら8割経費に、平均して1日でどのくらい作業時間に当ててるかで割合を出し平均で計算。

アフィリエイトをやっていると休憩の時間も資料集めやブログ用のネタ探しをするようになり、昔と比べてもニコニコ動画を観る時間やオンラインゲームで遊ぶ時間など趣味に費やす時間はかなり減りましたね・・・。

3.電気代(季節ごとに変動)

経験上だいたい一ヵ月のデスクトップパソコンの電気代が約500円(1日12~16時間起動)

その他に夏場の冷房や冬場の暖房で増えた分の電気代も経費に計上。特に夏場は冷房を付けないと仕事になりません。休息時の体調管理も仕事の内なので睡眠時間の冷暖房費も経費に計上予定。

4.住宅の家賃(25%)

家賃の割合は住宅の面積で算出。玄関、台所、風呂、トイレ、6畳間すべての面積のうちアフィリエイト作業のためにどの位占領されているかで計算しました。オークションや転売のための商品を置くスペース(部屋)も計上予定。

5.住宅の更新料(25%)

2年ごとに掛かる賃貸住宅の更新料(不動産手数料、火災保険料)も面積の割合で算出。

6.携帯電話料金(仕事用100%)

プライベートで利用しているドコモの携帯電話と仕事(アフィリエイト)用に購入した格安スマホと分けて利用しているので仕事で使っている方を100%計上。プライベートで利用している携帯は経費に含めない。

7.アフィリエイトに関係する書籍や備品

アフィリエイト関連の本や記事を書くために利用したサービスの料金など、必要経費と判断できるものは経費として計上。趣味など完全に娯楽として使用した分は含めない。

今のところ思いついた必要経費をまとめてみました、これ以外にも10万円を越えるパソコンの購入費用の減価償却や交通費、ブログを書くための取材や宿泊費など経費にできるものがあります。

アフィリエイトに関係する経費は年間で20万円以上発生する計算に!

実際にこれらの項目が全部経費として認められるのか?という問題が残っていますが、アフィリエイトの必要経費として家賃などを計上できれば年間でかなりの額が必要経費として控除できます。

例えば私の場合、家賃の25%を経費として計上できれば年間で12万円、他の電気代や書籍の購入費用、レンタルサーバー代などを合わせると、年間で20万円程度はアフィリエイトの経費として掛かっています。

2015年のアフィリエイト収入の合計は全部で5万円程度なので、アフィリエイトに掛かった費用を差し引くと2015年のアフィリエイトの所得は0円になります。

しっかりと税金を納めろと言うのなら当然、必要経費は認めてもらわないといけません。そうすると税務署の仕事も増えてしまいます。年間20万円程度の収入なら実際に取れる税金は1万円以下の金額になるでしょう、それを徴収するために掛かる時間や人件費、労力を考えると

『給与所得以外の所得の合計金額が年間20万円以下なら確定申告の必要はなし』としたほうが都合がいいのでしょう。

これが副業やアフィリエイトの収入が年間で20万円未満なら確定申告が必要ないという理由の1つだと思います。

しっかりと税金を納めるためにも来年の確定申告を目指す

アフィリエイトで稼げるようになったら確定申告は後々絶対に行わないといけないので、今後もしっかりとアフィリエイトで得た収入や支出、経費の領収書や明細の管理を行い、毎年の確定申告に備えたいと思います。

まだまだ税金や確定申告についての知識は不足していますがこれから勉強、そして年間の副業所得が20万円以上を超えて稼げるように頑張っていきたいと思います。

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