【アフィリエイト】個人事業主になって初めて確定申告をしてみた時のお話

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毎年、2月16日~3月15日の期間中に税務署に提出が必要な確定申告。

今年は個人事業主(アフィリエイト)となって初めて確定申告、65万円の「青色申告特別控除」を受けるために、申告は青色申告で行いました。

▼アフィリエイト収入が年間100万円以上あるなら開業届を提出しよう

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自営業者やフリーランスが最大65万円の特別控除を受けるためには、税務署に開業届を提出して、個人事業主になる必要があります。

その上で確定申告をする年の前年の収入(※2017年の2~3月期に確定申告をするなら、前年2016年の1月1日~12月31日までの収支をまとめる)を、複式簿記で帳簿を作っておかないといけません。

税理や会計なんて今まで学校で勉強したことがないですから、簿記については完全な素人状態。

複式簿記?決算書?の書き方なんて全く知りませんでしたが、確定申告ソフトの「freee」があれば、初心者でも何とか確定申告書の作成が可能です。

帳簿の作成は手書きでまとめると大変ですが、確定申告ソフトを使うと作業が相当楽になります。

確定申告ソフトでは複式簿記や青色申告決算書(一般用)を自動で計算+書き方も提示してくれるので、初心者でも確定申告書を作るのが簡単に!

最初は確定申告ソフトの使い方(複式簿記の記入・仕訳のやり方など)に慣れるまで少し時間が掛かりますが、いったん記入方法を覚えてしまえば、記帳作業の時間を大幅に節約することができます。

(あと確定申告ソフトの購入費用は経費にできるので節税にも使える。)

もし個人事業主として青色申告に初めて挑戦するなら、確定申告(会計)ソフトはfreeeが使いやすいのでお勧めです。

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【個人事業主】青色申告(確定申告)で必要なもの【アフィリエイト】

■アフィリエイターとして税務署に開業届を提出していれば青色申告が可能です。

目安として1年間のアフィリエイト収入(売上)が65万円~100万円以上あるなら、開業届を提出して個人事業主になることをお勧めします。

※最大65万円の特別控除(青色申告特別控除)を受けるためには個人事業主(開業届)になる必要がある。

※他にも家族を青色事業専従者として雇うことで給料を支払い、その分を経費として計上、節税効果がある。(※ただし配偶者控除、配偶者特別控除や扶養控除の適用が受けられなくなるので、その辺を考慮する必要あり。)

個人事業主として青色申告(特別控除)を利用するためには、複式簿記の帳簿所得税青色申告決算書(一般用)の作成が必要になるのですが、白色申告の場合と比べて、節税額は年間の収入金額(売上)によっても変わってきますが、翌年の納税額(所得税、住民税、国民健康保険税)が約15~35万円ほど少なくて済みます。

■例えば大雑把に計算すると、年間のアフィリエイト収入が100万円として、経費が20万円だと白色申告では約15万円の税金が発生。そして申告が青色申告だなら0円になります。

(※普通に働いていて他に給料があったり、各種申告する控除金額によっても納税額が変わってきます。)

■納税額については弥生の「個人事業主かんたん税金計算」で調べることができます。

【引っ越し】国民健康保険税の支払い金額は最大で2倍の地域差がでる

国民健康保険税については、住んでいる地域によって支払い額に約1.5~2倍の差がでます。

例えば自動車産業が盛んな愛知県豊田市では、年収200万円の単身者の場合、国民健康保険税は約166,000円ほどですが、広島県広島市では約320,000円になる。

※データは2014年のもの、40歳以上の場合「介護保険料」がさらにプラスされる。

トヨタ自動車など大企業が在住している地域や、東京首都圏など人口が多い(国民健康保険税を支払う世代が多い)地域では、市や町に入ってくる税収が多いためか、国民健康保険の負担額が少ない傾向にあります。

家族子持ちで年収300万しかないのに国民健康保険税が年間で50万円取られるなど、納税額を抑えるためには、住む地域(働く場所)の選択も非常に重要な要素になってきます。

無知な状態でいると、ただ国や地方に税金として搾取されるだけなので、確定申告(青色申告)による所得の控除制度を最大限利用し、大企業がパナマで合法的に税金逃れをしているように、国民もしっかりと勉強して節税していきましょう。

【アフィリエイト】青色確定申告に必要な書類・資料

開業届を提出して個人事業主として働いているアフィリエイターが確定申告をする際に必要な主な書類は以下の4枚です。

・確定申告書B(所得税及び復興特別所得税に関する申告書)

・確定申告書添付書類台紙(源泉徴収票、マイナンバーの写し、社会保険料控除等の書類を貼る台紙)

・所得税青色申告決算書(一般用)【提出用】

・所得税青色申告決算書(一般用)【控え用】

これらの書類は「確定申告の手引書(解説書)」と一緒に税務署にいけば貰える(税務署内部の棚などに置いてある)ので、確定申告をする前に取りに行っておくといいでしょう。

■所得の内訳書

この4枚の書類以外にも「所得の内訳書」と呼ばれる書類がもう1枚必要になる場合があります。

所得の内訳書というのは、多くの支払先から給与や報酬、料金、原稿料、印税などの支払いを受け取っている場合に、詳細を記載するために用意された台紙です。

例えば、平成28年度分の確定申告書Bにも「所得の内訳(所得の種類、給与などの支払者の名前・名称、収入金額、源泉徴収税額)」として4か所まで記入できるのですが、そこに全部書き込めない場合に別途「所得の内訳書」を貰ってきて記載していきます。

アフィリエイターの場合、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)やGoogleアドセンスの収入なんかは全部「事業所得」として申告するので、所得の内訳には記入しなくていいはずです。

※確定申告ソフトを使って仕訳した場合、特に「所得の内訳」の項目に記入する必要はありませんでした。

※私の場合、ポイントサイトやお小遣いサイトからの収入(現金への換金、電子マネー・ギフト券への交換など)も全部事業所得として計上しました。

■給与所得がある場合は「所得の内訳」に記入が必要

アフィリエイト以外からの収入、例えばアルバイトも行っていて他からの給与所得がある場合は、「所得の内訳」に所得の種類、給与などの支払者の名前・名称、収入金額、源泉徴収税額を記入する必要があります。

これも確定申告(会計)ソフトに指示に従って勘定科目などを仕訳すると、自動で選別してくれるので楽です。色々と個人で簿記や記帳について調べる手間も省けるのでその点でもメリットがあります。

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確定申告をするのにお勧めな日程や時間帯は?

■税務署が確定申告の受付をしている時期は、平日でも税務署が混雑する模様

私が住んでいる地域の税務署は朝の8時30分から確定申告の受付をしているのですが、平日の午前8時35分に税務署に到着した時には、すでに確定申告のための列が10~15人ほどできていました。

・税務署の営業時間は8:00~17:00まで(地域によって変わってくるかも)

確定申告に必要な書類はすべて作成済みだったので、税務署の職員さんに内容をチェック→確定申告書類の提出。

列の待ち時間を含めても20分程度で確定申告を完了することができました。

(確定申告の作業には1時間位かかるかな?と思っていたのですが、意外と早く終わりました。)

■確定申告をするのにお勧めな日程や時間帯

例年、確定申告の受け付けは2月16日~3月15日に開催されますが、その期間中で税務署への来場者が少ないのが木曜日金曜日

特に2月末の最終金曜日(26~28日前後の場合)に、確定申告に行く人が少ない傾向にあるみたいです。

そして確定申告の列が少なくなる狙い目の時間帯としては、受付け終了間際の16:00~17:00辺りがいいらしいです。

※税務署の終了時間が17:00時の場合。

■確定申告が最も混雑する日

確定申告の時期に税務署が混雑しやすいのが初日の2月16日。

そして税務署が最も混雑するのが確定申告受付け最終日前後の3月14日と3月15日。

この2日間は1年の中で最も税務署が混雑する時期で、確定申告の混雑に巻き込まれたくないなら、絶対に14~15日は避けた方がいいです。

※確定申告の時期は税務署付近の道路が混雑しやすい(駐車場も満員になりやすい)ので、確定申告に向かう際は、歩き・自転車・公共の交通機関などを利用するといいかもしれません。

また確定申告の最終日付近ということで税務署の職員さんの疲労度もMAXで大変らしいので、日程の調整が効くなら、負担軽減のために来場者が少ない日時に税務署に行くことをお勧めします。

所得税の納付期限は3月15日まで(消費税は3月31日)

確定申告書の提出が終わったらすぐに所得税(及び復興特別所得税)の納付を行わなくてはいけません。

現金での納付期限はその年の3月15日まで、期限までに納税できなければ翌日から延滞税が発生する厳しい条件です。

※消費税及び地方消費税の納付期限は3月31日まで

所得税や消費税の支払いに関しては納付書等の送付も行われないため、自分で税務署や金融機関(ゆうちょ銀行含む)の窓口へ行き、納税の手続きをしなくてはなりません。

■銀行口座による振替納税

所得税や消費税の納税は口座振替でも可能なのですが、「預貯金口座振替依頼書(郵便はがき)」を税務署からもらい、所得税については3月15日まで、消費税については3月31日までに提出しないといけません。

確定申告を3月15日に行った場合、郵便はがきによる口座振替の申し込みは間に合わないんじゃないの?と思ったりするのですが、個人の都合など税務署にとっては関係ない話と言うことなのでしょうか。

(所得税の納付期限がこんなに短いとは知りませんでした。)

いったん振替納税の申し込み手続きをしてしまえば、以降の納税は銀行口座からの引き落としになるので税務署や金融機関に行く手間が省けます。

いちいち税務署や銀行に所得税や消費税を支払いに行くのが面倒だと思う人は、口座振替を利用するといいでしょう。

個人事業主が初めて確定申告をしてみた時のお話 まとめ

確定申告については以前に白色申告で税務署に行ったことがあるのですが、個人事業主(アフィリエイト)として、青色申告で申請したのは今回が初めてです。

個人事業主では複式簿記による記帳や、確定申告書B・青色申告決算書(一般用)の作成などが必要になりますが、確定申告ソフトがあれば簿記や会計の知識がない初心者でも何とか形にもっていけます。

会計について全部自力で調べようと思ったら相当時間が掛かるので、仕事(アフィリエイト)以外のことに余計な時間を使いたくない場合は確定申告ソフト(会計ソフト)の使用がお勧めです。

最初は仕訳方法の設定など、使い方に慣れるまでが大変ですが、後々の確定申告作業が圧倒的に楽になるので、アフィリエイトで稼ぐなら絶対必須のツールになってきます。

※freeeの公式ページでは、確定申告の基礎知識や書き方についても紹介しているので、初めて申告作業をする時の参考になります。

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